23/04/2026
ブルーフロント芝浦
『CANAL DINING HALL』
ブルーフロント芝浦(BLUE FRONT SHIBAURA)は、野村不動産とJR東日本が、国家戦略特別区域の特定事業として推進している浜松町ビルディング建替事業で、高さ約230mのツインタワー(S棟・N棟)を中核に、オフィス、ホテル、商業施設が複合する大規模再開発です。
2025年2月に1棟目のTOWER S(南棟)が竣工、運河に囲まれたそのタワーの商業エリア2階に9月開業したフードホール『CANAL DINING HALL』の入り口に、<水>をモチーフにしたグラスオブジェ作品を納めました。
かつては、江戸湾の海底だった芝浦は、
いまやベイエリアと都心の結節点、
ウォーターフロントと<まち>が結ばれた水辺都市へと変貌してきています。
埋立とともに運河群が整備されたその美しい水辺景観は、きわめて親水性が高く、水の有するさまざまな特性、利点、役割がふんだんに活かされた、水の申し子のようなエリアになりました。
そうして、
水のさまざまな記憶に彩られた特別な地域に、
水の精に護られて現代的に再生した特別な祝祭空間に、
それがいまの芝浦なのだと思います。
水の流れに連れ添う清爽な風の流れ、
水の饗宴を彩どる清澄な光りの流れ、
文字通りの水際の風光に囲まれて、
伝統的な水縹(みはなだ)から水浅葱(みずあさぎ)へ、
そして現代的なジャスパーグリーンから、
さらには、ターコイズブルーへと変幻し立ち上がる、
水の肖像の息吹と息遣い、
土地の史歴と行き来する水の呼吸を、
モニュメントとして造形した由縁です。
<タイトル>
Breath of water
<アートサイズ>
W1300×H1450