04/08/2026
秋川の鮎は、美味しいだけではありませんでした。
スタッフかなちです。
今日、ご近所の方から、
釣りたての鮎をお裾分けしていただきました。
実は私の生まれ育った地域も鮎が有名で、
子どもの頃は、
おじさんがたくさん釣ってきた鮎を
塩焼きにしてくれるのが夏の楽しみでした。
だから、鮎の味は知っているつもりでいました。
恥ずかしながら秋川の鮎を食べたのは今日が初めて。
これまで
何度も秋川に入ってきて感じていたこと。
水の冷たさ、流れ、岩の感触、川の匂い。
言葉ではうまく表せない心地よさを、
少しずつ体で感じる日々。
そして今日、秋川の鮎を口にして、
その感覚が一つにつながった気がしました。
知っているはずの味なのに、
初めて味わうような感覚。
でも、身近な感覚。
子どもの頃の記憶がよみがえる一方で、
これまで、秋川で感じ続けてきたものが、
その味に重なっていたからかもしれません。
身の旨みも、内臓のほろ苦さも、
その一つひとつが秋川を思わせる味でした。
これまで何度も「秋川の鮎は美味しいですよ」
とお客様にお話ししてきました。
でも今日、その言葉の意味を、
自分自身が少しだけ理解できたような気がします。
秋川の鮎は、美味しいだけじゃない。
この川の流れや景色、
自然そのものを味わっているような、
忘れられない体験でした。
ごちそうさまでした。