何も無いってまずしいこと?
何も無いってことは生み出すことが出来る可能性の宝庫じゃない?
この場所を、 アートと大自然のパワーで「生命が深呼吸する」◆芦見谷 芸術の森◆として育て、この場所を必要とするすべての人に開かれた空間として活用するプロジェクト。
ジャンルを越えたアーティストが滞在創作が出来る環境にする。
街の喧騒と情報の洪水を遮断した、この大自然がくれる特別なインスピレーション。この場に腰を据えて滞在創作された芸術に、観客も出会うスペシャルな森創り。
芸術の森代表、齢76歳のまさこばあちゃんです。
京都駅から車で約1時間の距離に、京北細野町芦見谷の、ネットも携帯も繋がらない5000坪の杉林があります。
わたしと夫のしんちゃんがここに住み始めたのは15年前。真っ暗な杉林がただ鬱蒼としていました。林を切り開き山小屋を建て、薪ストーブで暖をとり、沢から水を引き、自家発電をし、五右衛門
風呂も薪の竈も手作りして畑を耕し、山好きのお仲間の助けも借りて、一年毎に少しずつ暮らしの空間を広げてきました。
「都会には何もかも便利に揃った、安心で安全で快適な暮らしがあるのに、何を好き好んでそんな不便な場所で?」と、不思議に思われる方も多いでしょうね。それは、大自然の中に人間がお邪魔しているようなこの場所では厭きる事がないからでしょうか?(笑)
鹿の親子や猪の親子によく出会う。
初夏の乱舞する蛍は見事です。
朝靄の深さにその日の天候を思う。
雪深い冬を越えた早春の青葉がひと際鮮やか。
オオサンショウウオの棲む清流はマイナスイオンの発生が途切れない。
鳥のさえずりも虫の声も録音なんかじゃない。
四季折々に見せる自然の表情が本当に豊かで美しい。
芦見谷ではネットも携帯も繋がりません。でも大自然と天空には繋がっている。空と芦見谷の間には人工的な障害物が一切無い。宇宙からのエネルギーがそのまま届くパワースポットなのかも知れませんね。(笑)
二年前の春には、さらに杉の林を伐採して、しんちゃんと 250本の広葉樹の苗木を植えました。10年後20年後、この小さな苗木が育って、多様な命を育む色鮮やかな森に育つ。その姿を私としんちゃんが見ることは・・・難しいかも知れませんが、人生の晩年をこの大自然の中で過ごした時間は本当に贅沢だったなと思うんです。
だから、私たちだけで終わらせたら勿体ないなと、この森の恵みとパワーを必要としている人たちがきっといるはずだから。
そんな時、演劇をしている次女が、「ここは凄い可能性が有るかも?」と言い始めたんです。2015年から次女の劇団、「おででこ」の関係者を中心に、この森をジャンルを越えたアーティストが滞在創作が出来る芸術の森にする挑戦が始まりました。なんとこれまで有志の皆さんがカンパ制で参加してDIYでの造作が進んでいます。
DIYで作った野外ステージでは、2016年の夏こけら落とし公演が行われました。まだまだ現在進行形の芸術の森造りですが、なんと、目指すは2020年世界演劇祭の開催だそうですよ~!
ここで過ごす時間がシンプルに気持ちいいと思ったから続けてきたここでの暮らしを、若い世代の人たちがこんな形で引きついでくれる・・・
なんだかとても驚いていますが、楽しみで嬉しい挑戦です!
どうぞ芦見谷芸術の森の活動を応援してください!