13/03/2023
【飯田奈央 椅子敷の会は昨日最終日を迎えました。】
9日間の会期は最終日が一番の盛り上がりでした!
たくさんのお客様に恵まれ、また連日遠方からお越しの方もあり無事に全ての作品が旅立つこととなりました。
本当にありがとうございました。
この会をやるにあたってカフェオリゼの面代夫妻とのこと、そして自分の制作活動についていろいろと思うことがあったのでここで少し。
オリゼの店主夫妻とお会いしたのはもう随分前のこと。
お互いがお店を始める前、独立する前という状態での出会いでした。
その後すぐに佐美さんはカフェオリゼを開店し、私は竪町で工房構えることとなりお互いいろんなことがありながらも10年近くなりました。
今回の展示では工芸品やものづくりに対してとても情熱を持っておられるお客様が多く、佐美さんが時間をかけて信念をもってお店をやってこられた証だと思いました。
出会ってしばらく、私は着物や帯の制作をしており、ノッティング機は持っていたものの使うのは老後かな…と考えていましたが。
息子を出産してからは生活時間がガラッと変わり、着物や帯を制作するモチベーションが保てなくなりました。そして息子が大病を経験したことを機に制作はお休みすることに。息子は奇跡的なスピードで回復し(今はとっても元気です)、少しずつ時間ができてきたときに「さぁ何を作ろうか」と思い至ったのがノッティングの制作でした。
ノッティングの制作を始めた頃は「またいつか着物の制作に戻る」なんて強がっている自分がいました。でも、はたと気づいたのは「ノッティング制作と着物の制作との違いはなにもない」ということでした。
自分が表現したいことは十分できていたのです。いったい何をそんなにこだわっていたのかな??と今となっては思います。
それからは本当に制作が楽しくて仕方がない状態でした。
以前とあるギャラリーの方に言われたこと。
「女性は人生の中で山あり谷ありいろんなことがあるから作品もおもしろい。
それに比べて男性はつまらないわ~!」笑
最近よくこのお話を思い出します。
長くなりましたが、引き続き注文いただいたものから制作していきますので
しばしお待ち下さい。また皆さんにいい作品をお見せできるよう、頑張りたいと思います!
飯田奈央