18/08/2026
火曜日の朝は「火の日」、珈琲の焙煎に向き合うと決めたはずなのに熱波でやる気のなかったが、台風で涼しいこの二三日で再開。
まずは、一ヶ月前に焼き上げたケニアを淹れる。豆の表面からコーヒーオイルが沁み出し、テッカテカに輝くその深煎りを一口。濃厚な香りと渋みが、まだ少し眠たい身体の隅々までゆっくりと染み渡っていく。
続いて、スマート焙煎システムを使い、よそ様がシェアしてくれたレシピでコロンビアの豆を焼く。自分にはない火の入れ方に触れると、何度も焙煎の微調整を変えてなんだかわからなくなったことにハッとさせられるような、新鮮な気づきがある。
午後は、愛犬と一緒に病前によくスナメリ観察に通っていた埠頭の先へと足を伸ばした。
頭のふらつきに気をつけながらコンクリートの先端に立つ。視界いっぱいに広がる穏やかな一面瀬戸内の海…Arthur.C.Clarkの“How inappropriate to call this planet Earth when it is quite clearly Ocean.”(この惑星は『地球』ではなく『海球』) を思い出す。
と、宇宙規模の景色を眺めながら、頭の中では昭和でユーミンの「埠頭を渡る風」を小さく響かせて、ひとりの時間を静かに味わう。
#田舎暮らし